下の名前で呼ぶ人が苦手です。
自分とは違う世界線を歩んで来たのだなという気がします。
そもそも、わたしは自分の下の名前を気に入っていません。
なんなら、 よもうもこも 好きじゃないです。
(両親が見てませんように…)
しかしながら、生まれてからずっと
周りの友達はみんな、私のことを、下の名前で呼んでいて
自分的には違和感を覚えていました。
オムニに入社したとき、
最初の同期飲み会における自己紹介の流れが
”稲村です。ジェーンと呼んでください”
で始まったため
”いずみです。いずみと呼んでください”
と高々と宣言した結果
私の人生に大きな転換期を迎え、
晴れて、下の名前から脱却し、上の名前で生きていく事に成功しました。
とある人に
”いずみさんは、苗字が下の名前っぽいから、それだけで色々と得をしている”
と、言われたことがありますが、あながち間違ってないと思っています。
名前で得をすると言えば、
オムニに藤井さんという女性がいて、
その端正な顔立ちと、清廉潔白な姿から、オムニのジャンヌダルクと勝手に影で呼んでいるのですが、
”藤井”という新入社員が入ってくると
(藤井って名前だけで藤井補正が入って得してるな…)
とこっそり思ったりしてました。
苗字かぶりの話で言えば、
オムニには変な伝統?があって、
同じ苗字の人が入社して来て、古参の人物と苗字がかぶった場合は、
苗字+イニシャル で表記されることとなり、
そこからなんとなく、苗字部分が省かれてアルファベットの部分のみで呼ばれる事になります。
例えば、 「Mさん」とか 「T子さん」 とか。
そしてその乱暴とも受け取れる呼び方を
本人たちもまんざらでもない感じで気に入っている気がします。
英語圏の人がミドルネームをイニシャル呼びしてるみたいなちょっとしたカッコよさに、
”さん”という敬称をプラスする絶妙なダサさに
なんとも言えないセンスを感じずにはいられません。
そんなこんなで
やっぱりオムニは面白い。