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ハマのダルビッシュ

· ベイスターズ

2021年6月8日、日本時間の18時30分頃、約1時間にわたって、日本や欧米の政府機関、主要メディア、大手ネット通販などのウェブサイトに一時、アクセスできなくなるという通信障害が発生しました。

と、今日はなんの話が始まるのかと思いきや、私に及ぼされた影響と言えば、

スポナビがずっと遅延してたことぐらいです。(スポナビとは、野球ファン必携の無料アプリ。一球ごとの打席結果をほぼリアルタイムで速報!プロ野球だけでなく、高校野球や侍ジャパン、日本人選手を中心としたMLBの試合に対応しています。)

その日、メットライフドームで行われていた

西武 vs DeNA の試合は

3回裏、0−1で横浜が1点リード!ノーアウト、ランナー 一塁で、バッター佐野!!追加点の絶好のチャンス!!! の状態でスポナビが 1時間程フリーズしていて、

実際の世界線では4回裏に先発のピープルズが突如乱調し、7−1の致命的なビハインドを負っていたのでした。

スポナビが死んでいたので、初めて日刊スポーツナビを利用して実感したのは

いかにスポナビが

かゆいことろに手が届くインターフェース、実際の試合からほぼリアルタイムで速報されるスピード感。細かすぎてじわっとくる一球コメント(これ分かる人いるかな、、、)

などなど、スポナビは野球ファンにはこれ以上ない最強アプリだったんだと再認識したと共にスポナビがないと、こんなにも何をやっても手に付かない状態になるのかと自分の野球への依存が深刻化していることに気付きました。

シャンプーしながら”なんか、心が晴れないな、、、。仕事はうまくいっているのになんでだろう?”と思う時は、ベイスターズが負けた日です。

逆に、”オフラインが変わって合成の尺が後ろにのびるんじゃなくて、前にのびました!”(本編エディターが嫌がる、あるある)と制作部から連絡がきても”了解でーす!やっちゃまーす!”と、ごきげんで答える時はベイスターズが勝利した時です。

野球のペナントレースは、年間約140試合ほどあるのにひとつの勝ち負けに一喜一憂してたら精神がもたないと分かってはいながら、1週間に1回くらいしか試合してなさそうなJリーグ(←サッカーのことは無知)のファンは1回負けたら、次の試合まで1週間も心が曇るなんて大変だなぁと、同情すら覚えます。

ちなみに、犬猿の仲(?)だった、カメラマンのA山さんは、横浜大洋ホエールズの時からのファンで、そのことを聞かされた瞬間、

長年の間、相互不信の壁がそびえ立ち、厳しく対峙していたアメリカとソビエトが冷戦状態から和解が成立したかのごとく、

共にベイスターズを応援するという希望に満ち溢れた未来を歩むこととなったのですが、(個人の感想です)

A山さんは、暗黒時代のベイスターズも見てきている人なので連敗が続いても、どこか痛みを感じないよう、防衛反応で健忘する能力が備わっているみたいで

そこがちょっと羨ましくもあり、月曜以外は、一喜一憂する毎日も悪くはないなと思うのでした。

追記

ダウンしたサイトに共通する明確なテーマや地域性はなく、アクセスできなくなったのは、金融庁や環境省のホームページ、日経新聞や読売新聞のニュースサイト、AbemaTV、メルカリ、アマゾンの通販サイト、国際オリンピック委員会(IOC)、米紙ニューヨーク・タイムズのサイトなど障害の範囲は世界中に及んだそうです。

これらのサイトの共通項は、コンテンツ配信ネットワークプロバイダーのFastly(ファストリー)を利用していることなのだそうです。

今回のスポナビ騒動は、インターネットのインフラがいかに脆弱で、相互に結びついた存在であるかを痛感させられる出来事でした。インターネットインフラが、人知れずひと握りの企業に依存しているのだという危険性をスポナビが教えてくれた出来事なのでした。。

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